小さな気持ち

せつない気持ちを詩にしてます。共感してもらえたら。インスタはこちらhttps://www.instagram.com/littlehappiness_2

地上の星

散りばめられた満天の地上の星をじっと見おろしてあの灯りのひとつひとつに生の営みがあるとひしひしとそんなふうに感じる夜 奇跡を信じる? この平和で騒がしくそれでいてとてつもなく静かな地上の星

しあわせの種

どこかのだれかが 知らないうちに落として行った しあわせの種は どこかのだれかが 知らないうちにすくすく育った しあわせの種が どこかのだれかを 知らないうちにそうっと しあわせにしてる

鼻歌

あの子が鼻歌歌ってる 鏡の前で ふんふん ふんふん あの子の口から 幸せがこぼれる ふんふん ふんふん そのなんでもない光景は とてつもなくきらきらとした かけがえのない素敵な時間

たくさんの傷から むこうが見える 傷をとおして見えるものは 強くなったわたし 眩しくて光る未来 傷がなければ見えなかった 強くなったわたし 眩しくて光る未来

希薄な存在が濃密を求める もしくは 濃密だというのは思い込みで 実は薄っぺらな 空から降ってくるのは 意味を持たないふわふわとした意志 身の置き所のないあたしは 今日は答えを拾えるだろうか

夜の空気

夜の空気にそっと溶けてしまいそう身体にまとわりつく湿気と一緒に夜の空気になじんでゆくわたしの実態は現実にあるのかそれさえもあやうくなにもかもあやうくともすれば見失ってしまいそうなほどの息苦しさとせつなさを持ってるこの夜の空気

ただそれだけ

ただそれだけを願おう きみが今日も元気でいてくれますように ただそれだけを願おう きみに今日は笑顔が訪れますように ただそれだけを願おう きみがきみの価値に気がつきますように

言葉

安心がいつも欲しくて 心の底からそれを欲していた だからわたしはいつも欲しがりのわがままで きみはいつもブツブツ言いながら 優しい言葉をくれたけれど 言葉はいつもふわふわと軽くて ちっとも安心できずにいた 言葉とは重量を持っていて 信ずるに足る裏…

ありがとう

ありがとう 誰にかはわからないけど とにかく言いたいんだ いつもありがとう 誰にだっていいや だって言いたいんだ こんな気持ちをありがとう 理由なんかなくたっていいや ありがとね

きらきらと眩しかった夏が そっと静かに終わろうとしている さんさんと眩しかった夏が そっと静かに役目を終える 夏が好きで 夏の似合う君は

確かなもの

確かなものって とても儚くて 頼りなさげなのだけど 実は何よりも強く それはいつでも力をくれるもの 確かなものが あの頃は本当にあったんだ

小さな願い事

せめて夢の中で逢いたいと 切ない思いを抱きしめて シーツにくるまって目を瞑る どうかこの小さな願い事が 叶いますように

秋の涙

少し開けた窓から ふわりと初秋の夜風がはいる 頬が す とひんやりした バスタブの水面が 突然静かに波紋を広げた 涙が ぽつ と落ちたんだ あ あたし抜け殻だ

遠くの光

遠くに見えるあの光は わたしには届かない 遠くから四方をぐるりと照らすあの光は わたしをつつんではくれない いつかあの光がわたしに届いて いつかあの光が私をつつむなら きっと隣にはあなたがいるのだろう

夜の公園

夜の公園を歩く 暗い中にぽつぽつと 思い出たちが落ちている ゆっくりゆっくり歩いて ひとつひとつ拾い上げては ポケットにしまう 拾ってはしまって 拾ってはしまって かわいい思い出でポケットがたくさんになった わたしのポケットはあったかい 優しい気持…

いじわるなわたし

今とってもいじわるなの 今はこころにトゲがびっしり生えちゃってるの だから少しだけごめんなさい 今はどうかわたしのこと見ないで欲しいんだ も少し もちょっとだけ 時間が経ったなら ぴかぴかの綺麗な気持ちを取り戻すから そしたらきっとまた優しくでき…

自然体

君のことを 思わなければいいのかな そんなことも考えてはみるけれど それはどうも不健康な感じで だから今日も 君のことを思ってるんだ

木の教え

暑い夏の昼下がり はらっぱのこの大きな木を見ていたら どうでもよくなっちゃった なにもかも悲しいこともつらいことも全部 どうでもよくなっちゃった この木はいつだってこうしてここにあるし わたしだって何があっても明日がくるし 気持ちが軽くなっちゃっ…

あの目も眩むような キラキラとした日々があったから 言葉では表せないけれど ふたりの間には確かなものが存在していた あの日々があったから わたしは今でもこれほどに強く 信じていられるんだよ

おつきさま

空に浮かぶ月は ちっとも丸くなくて ちっとも完璧じゃないんだけど とっても大きくて とってもきれいで ああ 気がついちゃった 完璧じゃなくてもこんなに美しいんだ

幸せの音

美しくそれはそれは美しく 寄せては返す波の間に ふたりゆらゆらと身を任せて しずかにしずかに浮かんでいよう 離ればなれにならないように しっかりと手はつないでおいて 聞こえてくるのは波の音 そしてふたりを包む幸せの音 あたたかくて優しい幸せの音

過去

過去に戻れるのなら 戻りたいような気もするのだけど 帰ってこれないかもしれないから やっぱり戻らなくていいや これまでのことは全て価値があるものだけど これからのことはもっと素晴らしい価値があるから

未完成

思い出が まだ未完成なんだ だからあなたをまだ思い出せない いつか 時が経ったなら あなたのことを眩しく思い出すから だからもう少し 時間が必要みたいなんだ

赦すこと

赦すことは 清らかだと思う 赦すことは わたしのためかもしれない 赦すということ 今なら

いつも遠くを見ているその瞳は なにを見ているのだろう いつも真っ直ぐ前を見ているその瞳には なにが映っているのだろう きっと確かなものが あなたには見えているんだね

感覚

ああ 終わったんだ 長いこと一緒にいたから もうないんだってこと 感覚でわかるよ もう 終わったんだ

わたしの身体

きれいなものだけが わたしの身体を通過してゆく 不純なものだけ残して そしてわたしの身体は 澱のようなものがどんどん溜まってしまって なにも通過できなくなった きれいなものは全部あげちゃった

気持ち

正しいことだけして 生きていきたいなんて そんなきれいなこと 到底わたしには無理なのだけど 間違っていたとしても それでもいいとさえ思えるような この気持ちをわたしは持ってる

縁 という深いもので繋がっているならば きっとあたしたちは 気がつけばまた一緒にいるのだろう そうなら もしそうなら It's the fate, isn't it ?

おつかれさまね

けっこうさ 頑張ってきたんだよね わかってるよ これまでさ なんだか一生懸命にね わかってるよ おつかれさまね おつかれさまね