小さな気持ち

せつない気持ちを詩にしてます。共感してもらえたら。インスタはこちらhttps://www.instagram.com/littlehappiness_2

いつだって

わたしはあなたを知っている

嘘をつきたくないから

なにも言わないってことを

 

あなたはわたしを知っている

どうせなら嘘が欲しいことを

 

不器用な私たちは

だからいつだって

お互いを安心させることができずにいた

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想像力

想像力がないと

自分の言葉や行動が及ぼす未来を

うまく予測変換して考えられないから

人を傷つけたり

自分が傷ついたり

窮地に陥ったりするわけで

 

だから想像力を働かせて

難しくないよ

これなら笑顔になれるって方を選ぶだけ

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夜の呼吸

夜が呼吸するのに合わせて

私も静かに呼吸する

 

はるか彼方の月の光は

あまりに美しく

だからわたしの心を見透かす

 

夜が呼吸するのに合わせて

私は静かにあなたの事を考えている

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ひとすじの光

雲の合間からもれる

ひとすじの光が

それはもうただ

厳かなるものというよりほかなく

わたしの心は

あっという間に

浄化されてしまった

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ひょっとして

同じ現在を生きているのに

同じ速さで時が進んでいるはずなのに

 

ちっとも交差することがないんだ

まるで2人それぞれ異次元に生きてるよう

 

この永遠に交差しないであろうと思える

長い長い糸をたぐっていけば

ひょっとして

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あの街

あの街に行ってみたんだ

思い出が詰まりすぎたあの街に

駅からのいつも歩く道を

初めてひとりで

 

胸が苦しくなって

コートの襟を握りしめた

 

何も変わらない風景が

わたしにはまだ少し

残酷すぎたかな

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いつだって

あなたはいつだって

誰かのものだった

あなたはいつだって

誰かを守っていたんだね

あなたが誰かと笑っている時

わたしは独りで泣いていたよ

 

あなたはいつだって

わたしのものではなかった

わたしを守るための存在じゃなかった

あなたが誰かと笑っている時

わたしは独りで泣いていたよ

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