小さな気持ち

せつない気持ちを詩にしてます。共感してもらえたら。インスタはこちらhttps://www.instagram.com/littlehappiness_2

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シュワシュワ

あたしの心を持っていったでしょ かわいい笑顔でさらっていった ぽっかり空いちゃったそこに クリームソーダみたいな炭酸が シュワシュワと弾けっぱなしで どうしても落ち着かないから そろそろあたしの心を返してよ

雨のおと

目を覚ます 雨の音が聞こえる しとしとと柔らかく その心地よい音に もう一度目を閉じる 乳白色したその音は わたしの身体をゆっくりと包み わたしを守る殻となった

幸せのみつけ方

日々の感情の機微に敏感でいること 自分の心や気持ちを労るということ ひとりの時は素直でいていいんだ だれの声も聞かなくてもいい 自分の声だけ聞いて そしたらきっとみつけられる

信じるものたち

たくさんのものを信じている きみの真ん中にあるこころ 言葉 周りにあるたくさんの色 寝ている子供たちのかわいいほっぺた 反抗の裏にあるとてつもない優しさ たくさんのものを信じている そして信じてやまない自分

月のちから

ひとりぼっちでとぼとぼ歩く 静まり返った湖に お空の月がうつっている 泣きそうなのをこらえてとぼとぼ歩く 静まり返った湖の周りを 湖面に浮かぶ月はまん丸で そうか 今日は満月か お月様の力を借りてとぼとぼ歩く 冷たくて優しい色した湖の反対から ゆっ…

気持ち

わたしの気持ちが たぷんたぷんと 揺れて落ち着かない それは ざぶんざぶんと 水が激しく波打っているように わたしの気持ちが そわそわと ひとつに定まらない それは あちらこちらと 旅人が道に迷っているかのように

ぎゅっと

なるべくなるべく 心が苦しくならないように わたしはぎゅっと目をつむる なるべくなるべく 心が不安にならないように わたしはぎゅっと目をつむる ぎゅっとつむった目を開けるとき 目の前に広がっていたのは 一面グレーがかった景色だった

わたし

あの頃のわたしも 今のわたしも 全部同じわたし 未熟だったあの頃も 少しだけ大人になった今も 全て愛すべきわたし このわたしを作りあげてくれた これまでの出会いと別れと経験を 大切に抱えていよう

思い出の断片

雨が降る 濡れたスーツの匂い ふたりで入る大きな傘 濡れないように抱き寄せるあなたの腕 雨の日には そんな何気ない思い出の断片が 優しくぼんやりよみがえる

不完全の空気

雲と夜とが完全に混ざりあわない 空が完全な藍色で包まれる前 人々が行き交う雑踏の中 ビルの間で立ち止まる 空を見上げて そのあまりにも不完全でせつない色合いに やるせなさが押し寄せる そして涙がひとすじ頬を伝う

まっすぐに

迷いがない そんな強い心で 迷いがない 真っ直ぐな瞳で 他の誰にも負けないほど強く だけどそれは外からは見えず 静かな心の奥にあるものは どんどん透明で大きくなっていた

ぽろり

君がくれたものは あまりにもたくさんで 私の手から溢れてしまう 君が残してくれたものは あまりにも優しくて 私の心が幸せで溢れてしまう きれいで優しいから 私はぽろりと泣いてしまう

となりに

胸が張り裂けそうな この夜に わたしはそっと窓を開ける ふわりと 優しい風が吹きこんで となりにあなたがいるような そんな気がした そしたら月がこっちを見てた

本来のもの

わたしらしくあるために 本当のわたしに戻るために わたしは自らの手で扉を閉じて 鍵をかけた

天を仰ぐ

天を仰ぐ 眩しいほどの青い空 少し湿気を含んで重たい暑い空気 なにもかもが素晴らしい 初夏の太陽が眩しくて 過去の全ては奇跡の集まりで 君を思う綺麗な気持ちだけは持ち続けようと もう一度天を仰ぐ

あなたはなにも

あなたはなにも 悪くない ただただ 純粋に あの人のことが 好きだっただけ ただただ まっすぐに あの人を愛しただけ

心安らかに

心安らかな日々を ゆっくりとゆっくりと 静かに穏やかに 心安らかな日々を ゆったりとゆったりと 波が立たないように 心安らかな日々を ざわざわと心が落ち着かない そんな日々はもうたくさん

理由

なぜ神様は私たちを引き合わせたのか なにか理由があるはずなのだけれど 到底わたしにはわからない 一生懸命考えても これっぽっちもわからない わかったら教えてください

正解

どれが正解なんて 誰にもわからない 正解みたいな正論みたいな たくさんの素敵な言葉で溢れてる だけど どれが正解なんて 誰にもわからない だからいつでも自分を信じていよう 眩しすぎる言葉は難解なものです

きらきらの

君のその透明なきらきらした気持ちは 本当にうらやましい 濡れたまつげに宿るその純粋な気持ちが 周りをはっとさせる それをみてわたしは思わず 背すじを伸ばしてみる

The light

光がさす方向へ 光が指し示す方へ そっちに進めば正解なんだと そんなふうに正しい方へ導いてくれる力があるのならば こんなふうに悲しみが訪れないのだろうか こんなふうに後悔しないのだろうか こんなふうに泣かないですむのだろうか

前を向いて

前を向いて 顔を上げて そしたら周りがよく見えるから 前を向いて 顔を上げて 君の素敵な笑顔を見せて 前を向いて 顔を上げて 君は自由なんだよ

無理なんだ

もうこれ以上は無理だよ 好きでも愛していても ままならないとか そうゆうことが きっと世の中には溢れているんだ

泣き虫さん

涙がとまらないのは あなたの心がとても優しいから 涙がとまらないのは あなたがいつだって与えてやまないから 涙がとまらないのは あなたという人間が素晴らしいから わたしはそんなふうな あなたのこと すごいと思うよ

雨の音

雨の音が聴こえる 雨の音は静かにそっと悲しみを連れてくる 雨の音が聴こえる 雨の音が静かにそっと柔らかな胸に刺さる わたしは雨のしずくの中に その悲しみをひとつづつ閉じ込めて 数珠のように繋げて透かしてみた わたしは胸に刺さった音を使って 優しく…

あなたにしっかりくっついて ぎゅっと手を握って眠る とくとくとくとく あなたの速い鼓動が 薄い皮膚を通して伝わる ふたりの呼吸と鼓動が だんだんと同じリズムになって わたしたちは同じ舟に乗って 知らない場所へ漕ぎ出してゆく

大丈夫

あなたはきっと大丈夫 あなたはきっと真っ直ぐに前だけを見て そして自分のために進んでゆける

奪われるもの

あなたと会う度に わたしの心が荒んでゆく 別れるその刹那に あなたはわたしのかわいい気持ちを奪ってゆく そしてあなたが見えなくなったら わたしの身体は途方もない寂しさと後悔で満たされて どうしようもない寂寥感に苛まれるのです

ありがとう

ありがとう ありがとう 君の大切なものをありがとう 教えてくれてありがとう 全身全霊でうれしくて ほんとにほんとに ありがとう