小さな気持ち

せつない気持ちを詩にしてます。共感してもらえたら。インスタはこちらhttps://www.instagram.com/littlehappiness_2

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

しあわせの種

どこかのだれかが 知らないうちに落として行った しあわせの種は どこかのだれかが 知らないうちにすくすく育った しあわせの種が どこかのだれかを 知らないうちにそうっと しあわせにしてる

鼻歌

あの子が鼻歌歌ってる 鏡の前で ふんふん ふんふん あの子の口から 幸せがこぼれる ふんふん ふんふん そのなんでもない光景は とてつもなくきらきらとした かけがえのない素敵な時間

たくさんの傷から むこうが見える 傷をとおして見えるものは 強くなったわたし 眩しくて光る未来 傷がなければ見えなかった 強くなったわたし 眩しくて光る未来

希薄な存在が濃密を求める もしくは 濃密だというのは思い込みで 実は薄っぺらな 空から降ってくるのは 意味を持たないふわふわとした意志 身の置き所のないあたしは 今日は答えを拾えるだろうか

夜の空気

夜の空気にそっと溶けてしまいそう身体にまとわりつく湿気と一緒に夜の空気になじんでゆくわたしの実態は現実にあるのかそれさえもあやうくなにもかもあやうくともすれば見失ってしまいそうなほどの息苦しさとせつなさを持ってるこの夜の空気

ただそれだけ

ただそれだけを願おう きみが今日も元気でいてくれますように ただそれだけを願おう きみに今日は笑顔が訪れますように ただそれだけを願おう きみがきみの価値に気がつきますように

言葉

安心がいつも欲しくて 心の底からそれを欲していた だからわたしはいつも欲しがりのわがままで きみはいつもブツブツ言いながら 優しい言葉をくれたけれど 言葉はいつもふわふわと軽くて ちっとも安心できずにいた 言葉とは重量を持っていて 信ずるに足る裏…

ありがとう

ありがとう 誰にかはわからないけど とにかく言いたいんだ いつもありがとう 誰にだっていいや だって言いたいんだ こんな気持ちをありがとう 理由なんかなくたっていいや ありがとね

きらきらと眩しかった夏が そっと静かに終わろうとしている さんさんと眩しかった夏が そっと静かに役目を終える 夏が好きで 夏の似合う君は

確かなもの

確かなものって とても儚くて 頼りなさげなのだけど 実は何よりも強く それはいつでも力をくれるもの 確かなものが あの頃は本当にあったんだ

小さな願い事

せめて夢の中で逢いたいと 切ない思いを抱きしめて シーツにくるまって目を瞑る どうかこの小さな願い事が 叶いますように

秋の涙

少し開けた窓から ふわりと初秋の夜風がはいる 頬が す とひんやりした バスタブの水面が 突然静かに波紋を広げた 涙が ぽつ と落ちたんだ あ あたし抜け殻だ

遠くの光

遠くに見えるあの光は わたしには届かない 遠くから四方をぐるりと照らすあの光は わたしをつつんではくれない いつかあの光がわたしに届いて いつかあの光が私をつつむなら きっと隣にはあなたがいるのだろう