とても薄い薄い透明のガラスの板のような ちょっとの刺激ですぐにひび割れてしまうような そんな心を持って毎日を過していて あまりに薄いからひび割れないように 嫌なことには目をつぶって 見ないように気がつかないように そんなふうに慎重に慎重に生きて…
とても清々しく晴れた日の だだっ広い原っぱに二人 横に並んで寝転んでみる 眩しくて目が開けられないから 日に焼けるのも気にせず 二人静かに目を閉じる どちらからともなく重ねた手は 初めはお互いの温もりが行き来していたけど 次第に同じ体温になり そし…
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